バレー協会、中垣内監督を“反面教師”に?強化事業本部長、苦しい説明に…
日本バレーボール協会は11日、昨年11月に人身事故を起こし書類送検された中垣内祐一監督(49)の検察判断が下されていないため、コーチとして招聘した元フランス代表監督のフィリップ・ブランコーチ(56)を代行監督とすることを決定した。全日本男子は同日、都内で始動した。
ゴタゴタを抱えた中で、20年東京五輪への船出となり、都内で取材に応じた日本協会の鳥羽賢二強化事業本部長は「(協会としての)見通しが甘かったと言われれば、甘かったところもあると思う」と釈明。「今回の事態がプラスになることがあるとすれば」と問われると「交通事故を起こすとこうなるというのを、実際に監督が処分を受けているわけですし、(選手たちも)実感していると思う。自覚が芽生えて、自立していくというのもひょっとしたら付加されるのかなと思う」と、苦しい説明を強いられてた。