稀勢の里、夏場所出場決めた 80年ぶり初Vからの3連覇へ

 「大相撲夏場所」(14日初日、両国国技館)

 左大胸筋、左上腕二頭筋に負傷を抱える横綱稀勢の里(30)=田子ノ浦=が11日、夏場所の出場を決めた。双葉山以来、80年ぶりとなる初優勝からの3連覇を目指す。

 師匠の田子ノ浦親方(元幕内隆の鶴)は「本人と話し、出場を今朝決めた。やってみないと分からないところもあるけど、本人が出ると言う以上、信じてあげるしかない。元々相撲に対して一生懸命。真摯(しんし)に横綱としての立場を受け止めながらやっている」と説明した。

 出場すれば優勝が求められる立場だが、師匠は「優勝争いに必ず絡むよう、本人も日ごろから言っている。横綱らしい相撲を取ってもらわないといけないし、取ってくれると思う」と期待をかけた。

 6日から5日連続で出稽古。急ピッチで調子を上げた。この日は部屋に姿を見せず、朝稽古を休んだが、師匠は「いきなり稽古を始めたので調整もさせないと」と、初日に向けて英気を養う休養と説明した。

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