ジャンプ伊藤有希「金の小判ほしい」 平昌五輪メダル獲得の“ニンジン”
ノルディックスキージャンプ女子の伊藤有希(23)=土屋ホーム=が11日、仙台市で開かれたスキー、スノーボードのワックス製造会社・ガリウム本社での激励会に出席。来年2月の平昌五輪でのメダル獲得を誓ったが、思わぬ“ニンジン”が用意されていた。
「小判ほしいです。一番きれいな色がほしい。そうやってモチベーションもサポートしてくれて感謝しています」
目を輝かせた理由は距離の選手として1988年のカルガリー五輪に出場した経験もあるガリウム・結城谷行社長(57)の発言にある。「選手にはニンジンも必要。メダルを取ればプレゼントしたい」と、メダルの色に応じた金、銀、銅の小判のご褒美を約束した。
同社がサポート契約する選手が獲得した場合に贈られ、純金製は約20万円相当という。
「しっかり体を休めてリセットできた」と言う伊藤は今月中旬からの宮古島合宿で始動、五輪シーズンへ向かう。