錦織がジョコビッチ戦を棄権 右手首痛が再発「悪化は避けたい」

 「テニス・マドリード・オープン」(11日、マドリード)

 テニスのマドリード・オープンの男子シングルスで右手首故障から約1カ月半ぶりに復帰した世界ランク8位の錦織圭(日清食品)が12日、痛みが再発したため第2シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦予定だった準々決勝を棄権した。「100%でプレーできない。治りかけなので悪化は避けたい」と理由を語った。

 数日休養して回復に努め、次戦に予定する14日開幕のイタリア国際(ローマ)の出場可否を判断するという。重要視する四大大会の全仏オープン(28日開幕・パリ)が控えており「プレーはできるが、昨日から少し悪くはなっている。大事を取った」と明らかにした。

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