テニス錦織、ローマ出場に前向き 右手首は「良くなっている」

 【ローマ共同】テニスのイタリア国際で男子シングルス第7シードの錦織圭(日清食品)が15日、ローマの大会会場で記者会見し、不安を抱える右手首について「まだ安心はできない」と慎重な姿勢をのぞかせながら「日に日に良くなっている。試合までには大丈夫だと思う」と出場に前向きな姿勢を示した。

 錦織は3月に右手首を痛め、前週のマドリード・オープンで約1カ月半ぶりに復帰した。だが痛みが再発して準々決勝を棄権し、状態が心配されている。

 この日の午前には約1時間半、炎天下で汗を流した。「威力のあるショットを打てるようになってきている」と手応えを口にした。

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