川崎がA東京を振り切り快勝!篠山が23点奪う大活躍「初代王者を目指して」

 「Bリーグチャンピオンシップ・準決勝第1戦、川崎84-76A東京」(19日、川崎市とどろきアリーナ)

 初代王者を決めるチャンピオンシップは2戦先勝方式の準決勝第1戦1試合が行われ、リーグ最高勝率で中地区1位の川崎が東地区2位のA東京を84-76で振り切って先勝した。20日は川崎-A東京の第2戦と、宇都宮市体育館で栃木-三河の第1戦が行われる。

 堂々たる戦いぶりにアリーナが揺れた。川崎の主将SG篠山竜青(28)が両軍最多タイの23得点と大暴れ。先勝して決勝進出に王手をかけ「初代王者を目指してやっていきたい」と力強く話した。

 序盤こそ「硬くなっていたのかな」(篠山)と3点ビハインドで1クオーター(Q)を終えたが、その後は持ち味の堅守が光った。2Q早々に逆転すると、猛追を受けるたびに篠山のシュートがさく裂。再逆転は一度も許さなかった。

 要所で決めた3本の3点シュートは今月に入ってから立ち返ったフォーム固めの成果だ。絶好調の主将が決勝の舞台へと導く。

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