東京五輪マスコット、応募要項&日程発表 しょこたん「心揺るがすキャラクターを」
20年東京五輪・パラリンピック組織委員会は22日、一般公募で決定する大会公式マスコットの応募要項と、スケジュールを発表した。
応募資格は経験や受賞歴は問わず。日本国籍および、日本在住の外国籍(日本国内の住民票)を持つ18歳以上。個人またはグループ(10人以内)の応募が可能で、グループの場合は代表者が応募資格を満たしていれば、18歳未満も参加できる。応募期間は8月1日正午から同14日正午までで、大会公式サイトに提出する。マスコット基本デザインほか、基本デザイン案の6面図、表情デザイン案(2種)、競技別デザイン案(2種)、マスコットのプロフィールの提出が必要となる。
作品は形式のチェック、マスコット審査会による審査、商標などの調査を経て、今年12月初旬に最終候補作品(3~4つ)を発表。全国の小学生によるクラス単位の投票により、最終決定する。デザインは18年3月に決定。ネーミングの選考を経て、18年夏に正式発表となる。
組織委の森喜朗会長は「日本はキャラクター大国でもあり、東京の象徴となるマスコットには世界が注目し、期待する」と、コメント。マスコット検討会議のメンバーとして応募要項作成などに尽力した“しょこたん”ことタレントの中川翔子は「日本には時にはキャラクターに恋をしたり、笑顔にしてもらったり、海を越えて、世代や言語を超えて、愛されるキャラクターがいます。心を揺るがすキャラクターをお待ちしています」と、呼びかけた。