白鵬、全勝V締め「ただいま帰ってきました!」日馬富士を1分29秒の攻防で制す

バンザイの声に号泣する三女の真結羽ちゃんを抱えながら笑顔を見せる白鵬=両国国技館(撮影・出月俊成)
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 「大相撲夏場所・千秋楽」(27日、両国国技館)

 1年ぶり通算38度目の幕内優勝を決めている白鵬(宮城野)は日馬富士(伊勢ケ浜)との横綱対決を寄り切りで制し、自身の持つ記録を更新する13度目の全勝優勝で締めくくった。

 立ち合いから右四つとなり、先に日馬富士が左上手を取った。白鵬は左手で相手のまわしをたぐりながら、勝負を急がなかった。そして、1分29秒の攻防の末、最後は白鵬が十分な態勢に持ち込んで寄り切った。

 白鵬は表彰式後の場内インタビューで開口一番、「ただいま帰って来ました!」とあいさつ。続けて「国歌が歌えて最高の気持ちです」などと1年ぶりVの感慨を表した。

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