桃田ラリー戦を制し2連勝 8強代表復帰も意欲「早くプレーしたい」
「バトミントン・日本ランキングサーキット大会・2回戦」(28日、さいたま市記念総合体育館)
男子シングルス2回戦で、違法賭博問題の処分が解け27日に復帰した元世界ランク2位の桃田賢斗(22)=NTT東日本=は、日本ランク28位の小野寺雅之(早大)を2-0で下し、8強入りした。
1年2カ月ぶりの復帰戦から一夜明け、「朝起きたら少し疲れが残っていた」と桃田。「ショットの精度がよくなかった」と6連続失点を喫するピンチもあったが、慌てずにラリー戦を制し2連勝。「久々の試合の中で(苦境も)経験できた」と実戦でしか味わえない感覚をかみしめた。
男女混合の団体で争う国・地域別対抗戦スディルマン杯では、日本が6連覇中の中国に2-3で惜敗。元エースは「中国に追いついてきた。代表選手はすごい」と刺激を受け、「自分がいれば(勝負できた)とは思わないが、早くプレーしたい」と代表復帰への意欲ものぞかせた。