バド日本代表監督が復帰・桃田を31日視察「レベル落ちてないか」
バドミントンの男女混合団体戦で争う国・地域別対抗戦スディルマン杯(オーストラリア)で3位となった日本代表が29日、成田空港に帰国。朴柱奉監督(52)は、賭博問題による大会出場禁止処分から27日に復帰した男子シングルスの桃田賢斗(NTT東日本)について「1年間見ていないが、レベルが落ちていないかを見たい」と、31日の日本ランキングサーキット大会(さいたま市)を視察することを明かした。
前回銀メダルの日本は、準決勝で6連覇中の中国に2-3と惜敗した。「結果はベスト4だが、全体的にパフォーマンスは良かった」と指揮官。一方で、男子シングルスは4戦全敗に終わっただけに、「次回(19年大会)に向けては、桃田選手がいつ代表に戻るか、どこまでできるのか」と、元エースの復活をカギにあげた。
女子シングルス代表の奥原希望(日本ユニシス)は、同学年の桃田の復帰について「もう少しでまた一緒に戦えるところまで来たのでうれしい」と歓迎。「直接戦うわけではないが、代表に戻ってきたらいい刺激をもらえると思うので楽しみ」と期待を寄せた。