高安 大関口上は“稀勢流” 「思ってることありのままに」

 大相撲夏場所で11勝を挙げ、大関昇進を確実にした関脇高安(27)=田子ノ浦=が29日、都内の部屋で会見を行った。31日に予定する昇進伝達式で披露する口上は、兄弟子の横綱稀勢の里(30)をお手本にすることを明言した。

 「いろいろ考えてます。思っていることをありのままに言いたい。(横綱の口上を)もちろん参考にしたい」

 兄弟子は大関昇進時は「大関の名を汚さぬよう精進」、横綱昇進時は「横綱の名に恥じぬよう精進」とそのままの思いを伝えた。飾らぬ実直さは先代師匠の故鳴戸親方(元横綱隆の里)譲り。高安も定番の四字熟語より、シンプルなものに落ち着きそうだ。

 今後も改名はせず高安のままであることも決めた。一族を背負う誇りある名前。「定着もしてるので」とキッパリ。本名大関は出島以来で、過去には元横綱の輪島、北尾(横綱時に双羽黒)がいる。

 地元も沸き上がる。茨城県土浦市では後援会が中心になり、昇進祝賀パレードを計画している。

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