Bリーグ初代MVPファジーカス スピーチ言えず苦笑い…事前に準備も
国内2つのリーグを統合して誕生したバスケットボール男子プロリーグ・Bリーグ初年度の年間表彰式「Bリーグアワード」が30日、都内で行われた。初代MVPには得点王にも輝いたニック・ファジーカス(31)=川崎=が選出されたが、用意していたスピーチが言えないというハプニングがあった。
MVPが発表され、マイクの前に立ったファジーカスだったが、司会者から「MVPの感想を」と聞かれ、「最高の気分。光栄でうれしく思う」と話すと、時間の都合なのか、司会者に「ありがとうございました」と、打ち切られた。
通常サッカーのJリーグの年間表彰などでは、MVP受賞者のスピーチがあるのが通例。式後の囲み取材でファジーカスは「スピーチを事前に用意していたんですけど、言えなくて残念」と、苦笑い。改めてスピーチで話す予定だったチームメートやスタッフ、家族への感謝の気持ちを話していた。