日本相撲協会は1日、東京・両国国技館で理事会を開き、元関脇旭天鵬の大島親方(42)=本名太田勝、モンゴル出身、友綱部屋=が11日付で友綱親方(元関脇魁輝)と年寄名跡を交換し、部屋を継承することを承認した。モンゴル出身で初の師匠となり、外国出身では4人目。
大島親方は1992年春場所で初土俵を踏み、2005年に日本国籍を取得。12年夏場所で37歳8カ月の史上最年長初優勝を果たした。「伝統ある部屋を継承することが決まり、緊張感がある。いっぱい拍手をもらえるお相撲さんを育てたい」と語った。
横綱審議委員会の稽古総見を9月1日に相撲教習所で行うことも決まった。