“山の神”改め“MG”に!? 柏原竜二さん、アメフトチームの裏方に転身

 箱根駅伝の山上りの5区で4年連続の区間賞を獲得し、“山の神”と呼ばれ、今年4月に現役引退を発表した柏原竜二さん(27)が、所属する富士通で社会人アメフトチーム・フロンティアーズのマネージャーとなったことが1日、分かった。同チームのチームブログで柏原さんが明かした。

 4月からKというイニシャルで「アメフトを知らない世界の住人が現場を見てみたら」というタイトルのブログを更新していたが、この日、晴れて正体を明かした。「実は、この4月から強化運動部の一環としてフロンティアーズの一員として、ひそかに活動をしておりました。本当であれば、4月での発表がベストだったのですが、『しっかり会社を学ぶ期間がほしい』、『すぐに発表してフロンティアーズが軽く思われてほしくない』、『人前に大手を振って出ない期間、お休みがほしい・・・!』という思いがあり、少し落ち着いた6月での発表となりました」と、6月まで素性を隠していた理由を説明した。。

 すっかりチームに溶けこんでいる様子で「最初は慣れないことも多く、緊張しましたが、フロンティアーズの選手たちが自分を受け入れてくれて、時には激しく弄ってくれました(投げ飛ばされてみたり…)。今やボールの投げ方やキャッチの仕方はばっちりです(笑)」と、アメフトのボールを投げる姿や、屈強な選手たちとともにうつった写真も公開している。

 アメフトの魅力については「私から言える事は単純です。『アメフトは最高に楽しいよ!』、『特にシュミレーションRPGが好きな人にお勧めです!』、『戦略がいかに大事なのか?を知れば知るほど分かってきます!』」と、語った。

 自身のツイッターでは外国人選手に「MG(マウンテンゴッド)」とあだ名を付けられたことも明かした。

 柏原さんは引退後、社業に専念。強化運動部のサポートや、地域・社会貢献活動の補助などを行っている。

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