吉村&佳純、逆転勝ちで2大会連続決勝進出 コンビネーションで優位に
「卓球・世界選手権」(3日、デュッセルドルフ)
混合ダブルス準決勝は吉村真晴(23)=名古屋ダイハツ、石川佳純(24)=全農=組が方博(中国)ソルヤ(ドイツ)組に4-3で競り勝ち、2大会連続の決勝に進んだ。
前回準優勝の吉村、石川組が、逆転勝ちで2大会連続の決勝進出を決めた。男子シングルスで前回準優勝の方博と地元ドイツのソルヤで組む国際ペアとの対戦。石川が「(相手のペアは)言葉が通じないだろうし、コミュニケーションが一番大事」と自信を見せていた成熟度の違いで、劣勢を盛り返した。
方博の強打に序盤は手を焼いた。石川が「(上位に進むにつれ)男子のレベルが上がってくる」と警戒していた通りだったが、終盤は相手のミスが多くなって日本ペースに。ペアのコンビネーションでは、一枚も二枚も上手だった。