5月の大相撲夏場所後に大関へ昇進した高安関(27)=本名高安晃、茨城県出身、田子ノ浦部屋=が9日、故郷の茨城県土浦市の市役所を訪れ、中川清市長を表敬訪問した。高安関は「次はまだ上(横綱)があるので」と声を掛けられると「はい」と力強く応じ、「一つ恩返しできてうれしい」と感謝を口にした。
その後は市民との交流会に参加、母校の土浦第一中にも赴く予定。
高安関は15歳で初土俵を踏み、新十両、新入幕、新三役といずれも平成生まれで初の昇進を果たした。夏場所で11勝を挙げ、3場所合計で昇進目安の33勝を上回る34勝とし、平成生まれの日本出身力士で初めて大関になった。