飛び込み・馬淵優佳 瀬戸との結婚初戦で表彰台
「飛び込み・日本室内選手権」(9日、東京辰巳国際水泳場)
5月に競泳男子の瀬戸大也(ANA)と結婚した馬淵優佳(22)=JSS宝塚=が、女子3メートル板飛び込み決勝で272・3点をマークし、3位となった。予選を10位通過と苦しみながらも、決勝は安定感ある演技を5本そろえ、「予選はビビりながらになったけど、決勝はガードを外して思いっきり飛んだ」と振り返った。
この日の朝、夫となったばかりの瀬戸からは「楽しんで演技してきてね」とLINEでメッセージが送られてきた。「自分が不安を感じていたのを感じ取ってくれた。それで落ち着いた」と馬淵。「夫婦になって、1番に応援してくれる人ができたのは心強い。前向きに臨むことができた」と新婚パワーを明かした。
当面は互いの拠点である関東と関西で遠距離生活を続けるが、8月のユニバーシアード大会(台北)後に同居することも検討中。「2年前は4位でメダルが獲れず悔しい思いをしたので、今年はしっかりメダルを目指す」。まずは夏の大一番に向けて競技に集中する。