稀勢、横綱石碑に名前刻み「光栄」 見物客は鶴竜の10倍3000人
2枚
大相撲の第72代横綱稀勢の里(30)=田子ノ浦=が9日、東京都江東区の富岡八幡宮で「横綱力士碑」の刻名式に出席した。14年の鶴竜の刻名式の際、見物客は約300人だったが、大きく上回る約3000人の前で土俵入りを披露した。
3代目若乃花以来19年ぶり日本出身横綱の名を碑に刻み、先代師匠の故鳴戸親方(元横綱隆の里)ら歴代横綱に名を連ねた。「素晴らしい石碑に名前が載るのは光栄。見本になる力士になる」と、あらためて横綱の重みも実感していた。