平野美宇、次の目標は「W杯2連覇」
卓球のワールドツアー、荻村杯ジャパンオープン(14日開幕、東京体育館)に出場する世界選手権女子シングルス銅メダルの平野美宇(17)=エリートアカデミー=が13日、会場で練習した。その後に会見を行い、「世界卓球から一週間、少し休憩しながら調整してきた。なかなか(世界選手権後)すぐに日本で大会をすることはないので、しっかりしたプレーを見せたい」と意気込んだ。
日本勢48年ぶりのメダルを獲得した17歳が、世界を驚かせた“ハリケーン”を逆輸入する。「世界大会で初めて結果を出すことができて、味わったことがない反響だった。世界選手権はすごいとあらためて思った」。さらに、自国開催の大会からの再出発に向けて、「今年の目標はずっと世界選手権でメダルを獲ることで、一つ達成してよかったけど、昨年優勝したW杯での2連覇に向けて頑張っていきたい」と新たな目標を口にした。
混合ダブルスで金メダルを獲得した石川佳純(24)=全農=は「世界卓球が終わってすぐの日本での大会で、日本の皆さんに生で見てもらえるのはうれしい。結果を出せるように頑張る」と力を込めた。