石川佳純 東京五輪「混合ダブルス」採用に「喜び2倍」
「卓球・荻村杯ジャパンOP」(14日開幕、東京体育館)
14日に開幕する卓球のワールドツアー・荻村杯ジャパンオープンの公式練習、前日会見が13日、会場の東京体育館で行われた。
女子シングルス世界ランク6位の石川佳純(24)=全農=は、世界選手権で金メダルを獲得した混合ダブルスが東京五輪新種目に決まったことを受けて喜びを表した。「金メダルを獲って、五輪種目になって喜びも2倍。メダルが1枚増えることは選手にとって喜びだし、私も楽しみにしている」。2020年に向けて、あらためて意欲を示した。
反響も格別だ。帰国後、練習拠点の味の素ナショナルトレーニングセンターでは、他競技のアスリートと会うたびに「おめでとう」と祝福を受けた。「世界選手権でいいプレーができたので、日本の皆さんに生で見てもらえるのはうれしい」。好調で迎えるホームゲームに胸を躍らせた。
今大会は第3シードから初制覇を目指すが、勝ち上がれば決勝で平野との日本人対決が実現する可能性もある。一方で世界ランク下位ながら、実力のある中国選手が予選から勝ち上がってくる可能性もあり、「1回戦からしっかり戦う」と気を引き締めた。