丹羽孝希、世界王者に1-4苦杯「オーラすごい」
「卓球・荻村杯ジャパンオープン」(17日、東京体育館)
男子シングルス準々決勝で、リオデジャネイロ五輪団体銀メダルメンバーの丹羽孝希(22)=スヴェンソン=は、五輪2冠で世界選手権2連覇の世界ランク1位、馬龍(中国)に1-4で敗れた。
過去8戦で1勝している丹羽は、第3ゲームで一矢報いるのがやっとだった。「試合前からオーラがすごくて萎縮した」と明かしたが、「1ゲーム目から攻めた」とサーブレシーブで応戦。ただ、徐々にペースを握られ、「やりづらさはなかったが、ラリーになって点を取られた。互角にやれてるかと思ったけど、だんだんと(馬龍の)足が動いてきた」と振り返った。
最強王者に苦杯を喫し、「あまりワールドツアーにも出てこないので、本気の馬龍選手と戦えてよかった」と今後の糧にすることを誓った。