池江、世界選手権50バタでも「メダルのチャンスある」欧州遠征から帰国

 競泳のリオデジャネイロ五輪代表の池江璃花子(16)=ルネサンス亀戸=が20日、世界選手権(7月・ブダペスト)に向けた欧州遠征から羽田空港着の航空機で帰国し、「50メートルバタフライでもメダルのチャンスはあると感じた」と手応えを口にした。

 池江はモナコの大会で50メートルバタフライに出場、勝ち抜き方式の決勝で世界記録保持者のサラ・ショーストロム(スウェーデン)に敗れ2位だったが「モナコもカネ(フランス)も一緒に隣で泳がせてもらい、15メートルぐらいまではついて行けたのが一番うれしく自信になった」と、振り返った。

 世界選手権は個人種目では本職の100メートルバタフライに加え、50メートルバタフライ、50、100、200メートル自由形に出場予定。「50メートルバタフライはメダルのチャンスがあると自覚し、100メートルバタフライは今回の反省を生かしたい」と、残り1カ月での飛躍を誓った。

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