陸上 福島千里が100メートル決勝へ 「全力で頑張ります」

 「陸上・日本選手権」(23日、ヤンマースタジアム長居)

 女子100メートル準決勝では、日本記録保持者の福島千里(28)=フリー=が11秒55(追い風0・2メートル)で第1組で2着となり、24日の決勝に進出した。「決勝に残った限りは全力で頑張ります」と明るく語ったが、プロ1年目の今季は足のけいれんを頻発して苦難の道を歩んでいる。

 4月の織田記念(広島)は棄権。5月のセイコーゴールデングランプリ川崎、今月4日の布勢スプリント(鳥取)とも不振を極めた。特に布勢の2本目は12秒57というタイムに言葉もなかったが、この日は足の状態など「悪いところはないって感じです」と語った。

 準決勝では市川華菜(ミズノ)に終盤抜かれたが「決勝じゃないのでよかった。明日につながった」とあくまで前向きだ。5大会連続の世界選手権を目指し、今大会は100メートルと200メートルでエントリー。「まだ(参加)標準(100メートル11秒26)も切れていないので」とまずは第一関門をクリアする。

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