山県 惨敗6位…ベスト遠く10秒39 雪辱誓う「次に向けて頑張りたい」
「陸上・日本選手権」(24日、ヤンマースタジアム長居)
男子100メートル決勝は、サニブラウン・ハキーム(18)=東京陸協=が10秒05の大会タイ記録で初優勝。成長著しい多田修平(20)=関学大=が2位に入り、桐生祥秀(21)=東洋大=は4位、山県亮太(25)=セイコーホールディングス=は6位に終わった。
昨年2位の山県はスタートから出遅れ10秒39の6位と惨敗を喫し、世界選手権出場は絶望的となった。右足首の負傷から約3カ月ぶりの実戦。体重はベストから2~3キロ落ちていたことを明かし、調整不足を露呈した。若手の台頭にのみ込まれ、レース直後には桐生と「もう一度鍛え直そう」と誓い合った。「今回負けたけど選手として負けてると思ってない。次に向けて頑張りたい」と雪辱を誓った。