バドミントン日本勢3種目制覇の快挙!女子単、女子複、男子複でV
「バドミントン・オースオラリア・オープン」(25日、シドニー)
各種目の決勝が行われ、日本勢対決となった女子シングルスはリオデジャネイロ五輪銅メダルの奥原希望(日本ユニシス、写真、共同)が第3シードの山口茜(再春館製薬所)を2-1で破り、昨年の全英オープン以来通算4度目のスーパーシリーズ(SS)優勝を成し遂げた。ダブルスの女子はリオ五輪金メダルの高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス)が勝ち8度目の、男子は園田啓悟、嘉村健士組(トナミ運輸)が制して2度目のSS制覇で、全5種目のうち日本勢初の3種目制覇を果たした。
奥原は1時間超えの大熱戦の末、2歳下の山口に粘り勝った。「けがの後、一歩一歩良くなってきた」。リオ五輪後に右肩故障に泣いたが、復活を告げるスーパーシリーズ制覇となった。
この日地震があった故郷の長野県に向け「いいニュースを届けたかった。高いレベルの日本人同士の試合を見せたかった」という。「今の女子シングルスは誰が勝ってもおかしくない。(8月の)世界選手権で結果を出したい」と気を引き締めた。