新大関・高安、連合稽古で貫禄の10戦全勝“オレ流調整”の効果
「大相撲名古屋場所」(7月9日初日、愛知県体育館)
新大関高安(27)=田子ノ浦=が1日、名古屋市内の二所ノ関部屋で二所ノ関一門の連合稽古に参加し、三番稽古で計10番取り、全勝と貫禄十分だった。
一門外で出稽古に来ていた突き押しが得意の平幕北勝富士(八角)をまず指名。土俵際に追い込まれても、どっしりと粘り腰。すくい投げ、下手投げと豪快に若武者を転がした。6連勝すると、続いて小結琴奨菊(佐渡ケ嶽)と馬力勝負。がぶり寄りも残してパワーで完封。4連勝して元大関をねじ伏せた。
前日の連合稽古は新大関として一門にお披露目の予定が疲労がたまり“ドタキャン”。部屋で独自のトレーニングを優先した。“オレ流調整”の効果はあったようで「昨日はみっちり基礎的なことをして体力も回復した。休んだ後の稽古は調子がいい。切れも良かった」と納得顔だった。
関脇以下は通常、申し合いで勝った力士が残り、相手が次々に変わる。大関以上は同じ相手と何番も取る三番稽古で相手も自分で指名することができる。稽古の“大関デビュー”も上々。「北勝富士もいい立ち合いする。菊関の当たりも気合入りました。自分のペースで土俵に入って回りにそこまで気を使わないでやれる」と、うなずいた。
新大関優勝を目指し名古屋場所まで1週間。「とてもいいとは言えないけど、ボチボチ何とか順調。気持ちの面で落ち着いている。それがいいのか悪いのか分からないけど、先場所は結果を出したくて気合を入れてやっていた。今回も欲を出しやっているけど落ち着いている。それが変な方向にいかないといい」と、話した。
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