多田修平、10秒21で大会2連覇 9秒台は出ず

 応援席に向かいサムアップする多田修平
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 「陸上・西日本学生選手権」(1日、エディオンスタジアム広島)

 男子100メートルで、世界選手権(8月・ロンドン)代表の多田修平(21)=関学大=は決勝で10秒21(追い風0・3メートル)で大会2連覇を達成した。

 前日の予選では、流して走って10秒40。準決勝は追い風参考記録ながら10秒16で「だいぶ力がついてきたんじゃないかなと思う」と、好調ぶりをアピールしていた。

 東大阪市出身の多田は、この日と同会場で行われた4月の織田記念で桐生祥秀(東洋大)に次ぐ2位。5月のセイコー・ゴールデングランプリ川崎で3位に入ると、6月の日本学生個人選手権では追い風4・5メートルの参考記録ながら電気計時では国内レース初の日本人9秒台をマークした。日本選手権でもサニブラウン・ハキーム(東京陸協)に次ぐ2位に入って世界選手権代表に内定している。

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