【ソウル共同】韓国を訪れている国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長と文在寅大統領が3日、大統領府で会談し、文氏が提案した来年2月の平昌冬季五輪での南北合同チーム結成案を巡って意見交換した。大統領府によると、文氏は会談中「大会成功には北朝鮮の参加が望ましいとの認識を(IOC側と)共有した」と述べ、協力を要請した。
会談でバッハ氏は「対話と平和を強調する文大統領の北朝鮮政策は、五輪の精神に合致する」と文氏の対話姿勢を改めて評価。また2020年東京五輪、22年北京冬季五輪を控えた日本、中国が「良いパートナーになるだろう」と述べた。