張本さん、錦織のラケット投げ捨てに喝 「刀は武士の魂だから」
野球評論家の張本勲氏が9日、レギュラー出演しているTBS系「サンデーモーニング」(日曜、前8時)のスポーツコーナーで、男子テニスの錦織圭がテニス・ウィンブルドン3回戦で見せた態度に“喝”をつけた。
番組内では錦織が敗れたロベルト・バウティスタ(スペイン)戦を伝えた。途中、いらだってラケットを投げ捨ててしまう映像も紹介された。
これを受けて「喝だ!」と叫んだ張本氏。「負けたからじゃないですよ。日本の民族は優秀で礼儀の国だと、世界では定評があるのよ。あんな態度を何回見ました?あれ、下にたたきつけたらね、メーカーから契約を解除されますよ」と苦言を呈した。
世界トップレベルでのプレーを続ける錦織であればこその意見で、「青少年の目標になるようなね(態度をとってほしい)。これだけの世界クラスの選手だもん。刀は武士の魂だから」と語った。
ヒートアップしていったのか、「余談だけどね、日本の民族はおかしいよ。しゃべりすぎだよ。しゃべっちゃいけないようなことをしゃべっている。相手が困るようなこと、昔お世話になった人ことをしゃべりすぎだよ」と、話題は錦織から離れて発展していった。「男女ともしゃべりすぎだっていうんだよ」とまくしたてる張本氏に、司会の関口宏は「何を差しているかが分からない」と合いの手をいれつつ、「張さんは時々余計なことを言うから」と苦笑いしていた。