「陸上 南部忠平記念」(9日、厚別公園陸上競技場)
女子やり投げが行われ、海老原有希(31)=スズキ浜松AC=が4投目で61メートル95を投げ、5年ぶり3度目の優勝。世界選手権(8月・ロンドン)の参加標準記録(61メートル40)を突破し、追加での5大会連続代表入りを決めた。
ラストチャンスをものにし「記録との勝負だと思っていた。(4投目を投げた瞬間は)微妙かなと思ったけど、超えていたのでよかった」と、安堵の笑み。世界選手権が行われるロンドンの競技場は、12年ロンドン五輪で約1メートル差に泣き、決勝進出を逃した場所。「ロンドンの地で借りを返したい。入賞が目標」と、力を込めた。