新十両の翔猿、飛ばずに前に出て初白星

 「大相撲名古屋場所・3日目」(11日、愛知県体育館)

 新十両の岩崎改め翔猿(とびざる、25)=追手風=が、初白星を挙げた。

 里山に対し、2度目の立ち合いで低く当たると、相手の引きにも動じずに前進を続けて突き出した。

 関取初白星に翔猿は「よかったです。うれしいです」と笑顔。連敗発進にも「自分の相撲を取れてなかったので、取れれば勝負できると思っていた」と、不安は感じていなかった。最初の立ち合いで呼吸が合わなかったことは、「しめこみがきつかった。相手が手をつくのが遅かったので、しゃがんでいるのがきつかった」と苦笑しながら振り返った。

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