末続慎吾が現役続行表明「走る度に発見ある」

 陸上男子200メートル日本記録保持者の末続慎吾(37)=SEISA=が12日、都内でトークイベント「A.L.E.14」に参加し、今後の現役続行の意志を表明した。イベントでは「なぜ、人は競走するのか?」をテーマに、末続がプレゼンテーションを行い、「走る度に発見がある。それをこれからも続けていくと思う。これからも走り続けると思います」と、思いを明かした。

 末続は03年に200メートルの日本記録20秒03をマーク。同年のパリ世界選手権では同種目日本人初のメダルとなる銅メダルを獲得した。08年北京五輪では2走として、銅メダル(のちに銀メダルに繰り上がり)獲得に貢献。全盛期は“マッハ末続”の異名をとった。その後も現役を続け、37歳で迎えた今年6月末の日本選手権には9年ぶりに出場。21秒50で予選8位で、準決勝進出を逃したが、観客席から大きな拍手を浴びていた。

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