宇良が赤面 うれしはずかしの3勝目 物言いが付いたと勘違い…
「大相撲名古屋場所・4日目」(12日、愛知県体育館)
うれし恥ずかしの3勝目だ。宇良は阿武咲に低く当たって突き放されるも前進。はたかれて頭から土俵下に落ちたが、相手の足が先に土俵を割っていた。
宇良は審判が交代のために立ったのを物言いがついたと勘違いし、手にした懸賞を返そうとして「恥ずかしい」と赤面。それでも、「前に落ちる覚悟で攻めたんですけど、(相手が)残ってたら負けてますし、運が向いたのかな」と振り返った。
また、この日に観戦した将棋の藤井聡太四段が宇良に注目していることを伝え聞くと、「年は下ですけど、今をときめく人にそんなことを言ってもらってうれしい」と感激。自身も昨年に将棋を始めたとのことで、「棒銀と穴熊を勉強していた。藤井四段の棋譜も見ましたが、理解できなかった」と笑いながら話した。