17歳・池江璃花子が世界選手権出発…サプライズ壮行会に感激「泣きそうになった」
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競泳女子の池江璃花子(17)=ルネサンス亀戸=が14日、世界選手権(競泳は23日に開幕、ブダペスト)に向けた出発前、羽田空港で取材に応じた。世界大会初のメダル獲得が期待されるが、「(開幕まで)短い期間だが、初日の100メートルバタフライに向けて調整する。まずは決勝に残らないとメダルは見えてこない」と冷静に本番を見据えた。
4日には17歳の誕生日を迎えた。出発前、最後に高校に登校した日には、クラスメートからサプライズの壮行会を受けた。「教室の電気が消えてて、入ったらケーキにロウソクが立ってて歌を歌ってくれた」。思わぬエールに感激。「泣きそうになった」ものの、涙は大一番にとっておいた。
応援してくれる仲間のためにも、「一番はいい報告をできるようにしたい」とメダルで報いることを誓った。