千代の国、臥牙丸との流血戦制す 立ち合いで激しく頭をぶつけ合う

 「大相撲名古屋場所・8日目」(16日、愛知県体育館)

 前頭11枚目の千代の国(九重)が同16枚目の臥牙丸(木瀬)との流血戦を制し、連勝で3勝目(5敗)を挙げた。臥牙丸は6敗目(2勝)。

 立ち合いで頭をぶつけ合った両力士はその後も激しい攻防を繰り広げ、最後は千代の国が巨体の相手を土俵の外に押し出した。

 勝ち名乗りを受ける千代の国の額からは赤い血の跡が1本、臥牙丸の方は顔から胸にかけて取組中に血がなぞられた跡が残った。

 ともに前に出続けた両力士の一番には、勝敗にかかわらず館内から大きな拍手が送られた。

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