世界選手権 ケンブリッジ飛鳥 ラストランのボルトに「もう1回、一緒に走りたい」
陸上世界選手権(8月・英ロンドン)に出場する日本代表の壮行会が21日、都内の英国大使館で行われ、オランダで調整中のサニブラウン・ハキーム(東京陸協)を除いた男子短距離陣が出席した。
前日まで山梨県内での合宿で、金メダルの期待が懸かる400メートルリレーのバトン練習も行っていた男子短距離陣。
銀メダルを獲得したリオデジャネイロ五輪でアンカーを務めたケンブリッジ飛鳥(24)=ナイキ=は「リレーの練習もうまくいってると思う。色んな(走順の)組み合わせをやった。質の高い練習ができている」と、手応えを口にした。
今回の世界選手権は“人類最速の男”ウサイン・ボルト(ジャマイカ)の現役ラスト大会。リレーは、ボルトのラストランとなる。リオでも隣のレーンで走り合ったケンブリッジは「100メートルもだけど、もう1回、ラストに一緒に走りたい」と、アンカー決戦に意欲をにじませた。