元大関の小結琴奨菊、三役から6年半ぶり陥落へ 「何かが足らない」
「大相撲名古屋場所・14日目」(22日、愛知県体育館)
元大関の小結琴奨菊(佐渡ケ嶽)が、栃ノ心(春日野)の上手投げに敗れ、8敗目(6勝)を喫して負け越し。秋場所(9月10日初日、両国国技館)では11年初場所から続いた三役の地位から6年半ぶりに陥落することが決定的になった。
11年九州場所で大関に昇進し、昨年初場所では14勝1敗で悲願の初優勝を果たした。しかし、そこから7場所後には大関を陥落。3場所、三役で耐えたが、力尽きた。
「何かが足らない。強くなっていくことを信じてやるしかない。しっかり前を向いて、そこだけ。すべて自分に返ってくるから。また上がっていければいい」。33歳、現役にこだわり再び上を目指す。