「シンクロ」消える 仰天新名称「アーティスティックスイミング」
「水泳・世界選手権大会」(19日、ブダペスト)
シンクロナイズドスイミングのフリーコンビネーションで、予選3位の日本(乾、中村、中牧、阿久津、福村、河野、丸茂、小俣、田崎、大沢)は決勝で93・2000点の3位となり、この種目で2大会連続のメダルを獲得した。
国際水連は22日、ブダペストで総会を開き、シンクロナイズドスイミングの種目名を「アーティスティック(芸術的な)スイミング」に変更することを決めた。「シンクロ」と親しまれてきた名前が消える。変更時期は未定だが、2020年東京五輪では新たな名称で実施される見通し。
関係者によると、ソロや混合種目では「シンクロナイズド(同調した)」の表現がそぐわないとの指摘を国際オリンピック委員会(IOC)から受けたという。総会では反対意見も出たが、変更を提案した国際水連の執行部が「世界的な普及につながる」と主張。賛成多数で承認された。