日本相撲協会の諮問機関、横綱審議委員会(横審)は24日、東京・両国国技館で定例会合を開き、大相撲名古屋場所で単独史上1位の通算1048勝と2場所連続39度目の優勝を成し遂げた横綱白鵬に対し、新記録樹立の偉業をたたえて特別表彰することを決めた。
横審は2010年に白鵬が史上2位の63連勝をマークした際にも特別表彰した。
左上腕や左足首などのけがで2場所連続途中休場の横綱稀勢の里に対しては、横審から相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)を通じ「万全の状態で出場してほしい」との意見を本人、師匠の田子ノ浦親方(元幕内隆の鶴)に伝えることを求めた。