高梨沙羅、平昌五輪イヤー初戦V発進 自己採点は「70点」
「ノルディックスキー・全日本ジュニア・レディースサマージャンプ朝日大会」(29日、朝日三望台シャンツェ)
女子は昨季W杯総合優勝の高梨沙羅(20)=クラレ=が2回とも最長不倒の61メートルをマークし、合計232・8点で優勝、冬のシーズンに向けた初戦を飾った。昨季W杯総合2位で今年2~3月の世界選手権で銀メダルを獲得した伊藤有希(土屋ホーム)は、2回とも60メートルの227・0点で2位だった。
平昌五輪を控えるシーズンの夏の初戦。高梨は2回ともK点(60メートル)を1メートル越え「70点。合格点かなと思います」と、ほっとしたような笑顔を見せた。助走路の姿勢や踏み切りのタイミングなど「内容には課題が残った」と高梨。4年に1度の舞台へ「一日一日を大事にしていく。経験してきたことを糧に磨いていきたい」と歩みを進めていく。