W杯・日本女子代表にJKラガー 津久井萌が男女通じて初の高校生代表に

 日本ラグビー協会は30日、8月にアイルランドと英国の一部、北アイルランドで行われるラグビーの女子ワールドカップ(W杯)に出場する日本代表28人を発表し、フッカーの斉藤聖奈主将(25)=パールズ=のほか、最年少の17歳、SH津久井萌(東農大二高3年)は男女、15人制・7人制を通じ、初めて高校生でW杯の日本代表に選ばれた。

 幼稚園のときに高崎ラグビークラブでラグビーを始めたという津久井は「小3のころ、初めて試合で体の大きな男子選手をタックルで倒して」以来ラグビーにのめりこんだ。同じ群馬県に本拠地のあるパナソニックのSH田中に指導を受けたこともあり、テンポ良いパスさばきが最大の武器だ。

 「(競泳の)池江璃花子ちゃんや(卓球の)平野美宇ちゃんを見て『すごいなあ』と、刺激を受けてきました」と話す17歳。同じ高3でともにW杯を目指してきた小西想羅、加藤幸子はFW第1列の年齢制限で代表を外れたが「2人の分まで頑張ってきます」と、完全燃焼を誓った。(大友信彦)

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