萩野公介まさかの6位「勝負になってない」男子400メートル個人メドレー

男子400メートル個人メドレーで6位となり、うつむいて引き揚げる萩野公介=ブダペスト(共同)
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 「競泳 世界選手権」(30日、ブダペスト)

 男子400メートル個人メドレー決勝が行われ、リオデジャネイロ五輪同種目金メダルの萩野公介(22)=ブリヂストン=は4分12秒65で6位に終わった。チェイス・カリシュ(米国)が4分5秒90で優勝し、2連覇中の瀬戸大也(ANA)は4分9秒14で3位に入った。

 まさかの6位に沈んだ萩野は「全然勝負になっていない」と肩を落とした。「だけど、これから強くなると信じてやりたい。水泳は水泳だけじゃなく、1人で泳いでいるわけじゃない。応援してくれる人がいてここにいる。非常に悔しいが、絶対いい結果を出してまた喜んでもらえるように。しっかりと結果を受け止めて、また世界で一番になれるように頑張る」と必死に前を向いた。

 昨夏のリオ五輪後、一昨年に骨折した右肘の手術を行った。今年に入って練習を再開したものの、得意の自由形でタイムが伸び悩むなど不調だった。日本男子の主将として臨んだ今大会は、200メートル個人メドレーで銀メダルを獲得。200メートル背泳ぎは準決勝で敗退し、リオ五輪で銅メダルを獲得した800メートルリレーでは5位に終わった。

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