東京五輪、暑さ対策年度内に方針 組織委、テントや冷水器も

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は31日、観客やスタッフの暑さ対策について、17年度中に環境省の指針を踏まえて具体的な取り組みをまとめることを明らかにした。競技会場の手荷物検査場で並ぶ人のための日よけテントや冷水器の配備、熱中症対策や救急電話番号が記載されたうちわや帽子の無料配布などが想定されている。新設した有識者による検討委員会で協議する。

 既に東京都は競技会場周辺などで、路面の温度上昇を抑える特殊な道路舗装の導入を進めている。病院での外国人患者の受け入れ態勢整備についても取り組んでいる。

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