スノボ竹内智香がNZ合宿へ出発 ソチ銀メダリストの目的は平昌に向けた「板選び」
スノーボード女子パラレル大回転のソチ五輪銀メダリスト、竹内智香(33)=広島ガス=が1日、ニュージーランド・マウントハットでの合宿に向けて成田空港から出発した。
約1カ月間の雪上トレの目的は平昌仕様の板選びだった。「今季使う板を選びたい。それが一番の目的。ただ、一つに決めるわけではありません」
機内に持ち込んだ板は8本。その中には昨季使用した173センチもあれば、最長で180センチも。長い板は速度と安定感が増すのが特長で、一つに決めない理由は平昌五輪のコース設定にある。五輪4大会に出場している竹内によるとコースは開催国の選手向きが予想され、本番当日に判明するという。
「韓国の選手は(旗門の)間隔が狭くて振り幅がきついのを好む。だから短い方がいいかもしれない。どんな状況にも対応できるようにしたい」。入念に8本から数本へと絞り込む。