米の超新星コールマン「特別なことが起きる」 打倒ボルトに自信
陸上の世界選手権は4日、英国・ロンドンで開幕する。
注目は“人類最速の男”ウサイン・ボルト(ジャマイカ)の個人としてのラストレースとなる男子100メートル。今季世界最高の9秒82を持つ新星・クリスチャン・コールマン(21)=米国=は3日、米国チームの記者会見に出席し「体調はいい。今は自分に自信を持っているし、自分のレーンに集中するだけだ。自分の最高のパフォーマンスをすれば、特別なことが起きる。出るからには勝ちたい」と、打倒ボルトに自信をみなぎらせた。
175センチ、71キロと小柄ながら、パワフルな走りが売りの21歳。「ボルト、ガトリン、ゲイという伝説を見て育ってきた。レースは“ボルトショー”になるだろうけど、その歴史の中に入れるのは嬉しい」。伝説を引き継げる存在となれるか。