3走桐生『嫉妬心』胸に爆走! 卒業後も東洋大拠点、土江コーチと20年まで

 「陸上・世界選手権」(12日、ロンドン競技場)

 男子400メートルリレー決勝が行われ、リオデジャネイロ五輪銀メダルの日本(多田修平、飯塚翔太、桐生祥秀、藤光謙司)は38秒04で3位となり、世界選手権では同種目初のメダルとなる銅メダルを獲得。胸にため込んできた思いを、桐生は走りで爆発させた。

 「100メートル、200メートルを見てて、ちょっとしんどいというか悔しい気持ちがあった」

 100メートルでの代表を逃し、リレー要員としてロンドンに来た。史上最年少で200メートルの決勝に進んだ年下のサニブラウンの姿を見て、湧いたのは嫉妬心。「負けてられない」。

 帰国後は9月の日本学生対校(福井)に出場し、日本人初の9秒台を狙う。大学を卒業する来年以降も、拠点は東洋大に置き、20年東京五輪まで土江コーチとタッグを組むことが決定。大学には来春に屋内走路も設置される予定だ。進路もすでに複数の企業からオファーが届いている。実業団かプロか形はまだ未定だが、米国を拠点に置くサニブラウンとはまた違った形で、最速への道を追う。

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