錦織圭、右手首の腱裂傷で今季全試合欠場 手術は回避へ 6年ぶりツアーVなし

 テニス男子の錦織圭(27)=日清食品=が16日、右手首の腱の裂傷のため、今季残り試合をすべて欠場することをマネジメント担当者が発表した。

 錦織は13日に開幕したウエスタン・アンド・サザン・オープンに出場するため、米シンシナティで調整していたが、2日前の練習中に右手首に痛みを発症。MRI検査を受け、米大リーグの投手などを診察してきた医師など3人の専門家の診断を仰いだ結果、腱の裂傷が判明した。

 陣営は今月のグランドスラム・全米オープンを含め、今季の残り試合をすべて欠場し、来季の復帰を目指す方針を固めた。現状では手術はせず、腫れが引いた後に今後の処置を決めるという。

 今季の錦織は14大会に出場。準優勝2回で、2011年以来6年ぶりにツアー優勝なしとなる。シーズンを通じて右手首の不調に悩まされ、3月下旬のマイアミ・オープンで悪化。5月のマドリード・オープンでも再発し、準々決勝を棄権していた。現在9位の世界ランクも、大幅ダウンは避けられない状況となった。

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