原裕美子容疑者、万引で逮捕 マラソン世界陸上元代表がコンビニで計2600円相当
栃木県警足利署は17日、コンビニ店で化粧品などを万引したとして窃盗の疑いで、陸上の世界選手権女子マラソンの元代表で契約社員原裕美子容疑者(35)を逮捕した。
逮捕容疑は7月30日午後4時10分ごろ足利市内の「セブン-イレブン足利大月町店」で化粧品や食料品など8点(計約2600円相当)を万引した疑い。
足利署によると、容疑を認めている。在庫整理で商品が足りないことに気付いた店長が今月3日、署に届け、店の防犯カメラの映像などから浮上したとしている。
原容疑者は宇都宮文星女子高から京セラに入社。2005年の名古屋国際女子マラソンで優勝し、同年8月の世界選手権ヘルシンキ大会で6位に入賞した。07年の大阪国際も2時間23分48秒の自己ベストで優勝。同年9月の世界選手権大阪大会にも出場したが、18位に終わった。その後、小出義雄氏が指導するユニバーサルエンターテインメントに移籍。故障に苦しみ退社した後は市民ランナーとして活動していた。