吉田沙保里が東京五輪イベント出席「出られなくても金メダル取らせる指導者なりたい」
レスリング女子で五輪3連覇の吉田沙保里(34)=至学館大職=とリオ五輪女子48キロ級金メダルの登坂絵莉(23)=東新住建=が18日、東京都港区の日本郵便東京支社で行われた「JOCオリンピック支援自販機 メダリストメモリアル機」の発表会に出席、2020年東京五輪での恩返しのメダルを誓った。
自販機は日本コカ・コーラ社と日本郵便社が連携しリオ五輪メダリストゆかりの郵便局に金、銀、銅色の自販機を設置、売り上げ1本あたり数円が寄付金となって選手強化費に充てられる。吉田は「選手として出られるのが一番だが、出られなくてもコーチとして金メダルを取らせる指導者になりたい。全階級金メダルで恩返ししたい」と意気込み、登坂も「一般の方がオリンピックを近くに感じてくれれば。選手は結果で返したい」と呼び掛けた。
イベントには競泳男子平泳ぎで五輪2大会連続2冠の北島康介さん(34)も出席。「吉田は同級生なので、2020年は絶対に彼女のプレーを見たい。登坂は競技者として日本全体を引っ張ってほしい」とエールを送っていた。