元4団体制覇王者の高山勝成がアマ登録へ署名活動 東京五輪出場熱望

夏祭りが行われた大学で署名活動を行った高山勝成(左)=愛知県尾張旭市の名古屋産大
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 ボクシングの元世界4団体制覇王者で、アマチュアとして2020年東京五輪出場を目指す高山勝成(34)=名古屋産大=が26日、愛知県尾張旭市で元プロのアマ登録を可能にする規則改定を求める署名活動を行った。この日は在籍する同大と近隣地区の夏祭りが行われており、高山自らが支援する教職員らとともに署名を募った。

 日本選手初の4団体制覇王者は「(プロとアマの)これまでの歴史は理解している」とした上で「国を背負い最高の選手と戦ってメダルを獲得したい」と改めて五輪の表彰台を目指す決意を語った。「プロとしてやるべきことは終えた。3年後に東京で五輪があるならぜひ出たい」と新たな目標への熱い思いを口にした。

 国際連盟(AIBA)は昨年のリオデジャネイロ五輪からプロ選手の出場を全面的に解禁したが、日本連盟は「アマは教育の一環」としてプロ経験者の試合出場を認めていない。高山は6月に愛知県ボクシング連盟でアマ登録を申請したが、受理されなかった。

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